ジョンソン&ジョンソン(JNJ)がケンビュー(KVUE)をスプリットオフ
- 2023/08/22
- 12:14
こんにちは、シロクマPOです。
貯まったドル配当金でXLREへ追加投資しました。約1万円分です。
買うほどに株価が下がっていく・・・。
2023年7月24日に、ジョンソン&ジョンソン(以下J&J)がケンビューのスプリットオフに伴う株式交換オファーを発表したというニュースを見ました。
どういうこと?
J&Jから独立したコンシューマーヘルスを手掛けるケンヴューは5月にニューヨーク証券取引所に上場しています。
J&Jは現在、ケンビューの発行済株式総数のうち約89.6%を保有しているそうです。
J&Jはケンビューをスピンオフすると思っていたのですが、スピンオフではなくスプリットオフのようです。
★スプリットオフとは
スピンオフでは親会社株主に対し子会社株式を「現物配当」するのに対し、スプリットオフでは「親会社株式の償還対価」として交付される。これは親会社から見れば、子会社株式を対価とした「自社株買い」である。
要するに、スプリットオフとは「キャッシュの流出を伴わない株主還元策+スピンオフ」とも言える。なお、親会社株主が当該償還に応じるか否かは選択できる。
※ロータス21より抜粋
わかるようなわからないような・・。
ざっくり言うとJ&Jの株を渡す代わりにケンビューの株をもらう(選択肢がある)ということかな。
ニュースによると、応募されたJ&J株の約23.8%がケンビュー株と交換される可能性があるとしています。
なんでも、J&Jは交換する際、ケンビューの株価に7%のディスカウントを適用するため、ケンビューの株式を保有したい投資家にとっては魅力的だとか。
ちなみに、グラクソ(GSK)がスピンオフしたときは、グラクソ1株につきハレオン(HLN)1株が付与されました。
その同日に、グラクソが5株→4株へ株式併合し、トータルで同じになるよう調整されました。
そもそも、ケンビューの分離・独立は、ベビーパウダーを巡る発がん訴訟を引き継ぐためです。
スプリットオフによりこの訴訟問題をJ&Jから切り離しますが、J&Jはすべての費用を補償するとしています。
日本の投資家が持っているJ&J株式はこの交換には応募できないのかな。
楽天証券からはまだお知らせはありませんが、PayPay証券からは以下のリリースが出ていました。
保有者は株式交換オファーに申し込めないそうです。そのままの株数でJ&Jを継続保有となるようです。
株式交換オファーが成立し、交換されたケンビュー株式が交換予定株数を下回り、比例按分方式により残存のケンビュー株式が分配された場合、PayPay証券がケンビュー株を売却し、J&J株式保有数に応じて金銭を交付する、ということです。
どういう結果になるかわかりませんが、影響なし、もしくは多少のお金がもらえる?ことになりそうです。
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